•  

    2017年11月
    « 10月    
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    27282930  
  • カテゴリー

  • アーカイブ

  • 最近の投稿

  • 第6回 Make a CHANGE Day 2014年10月25日(土)開催 参加者募集中!

    アメリカ合衆国の「Make a Difference Day」


     

    アメリカ合衆国のMake a Difference Day」 ~変化を起こす日~

     

    Q. 誰がいつから始めたイベントか?

     

     アメリカの「Make a Difference Day」は毎年10月の第4土曜日に開催される全米唯一最大規模のボランティアデーです。1990年から始まり今年で19回目を迎えます。5000万人の読者がいる「USA WEEKEND Magazine」が主催し、全米で最も大きなボランティア組織である「Points of Light Institute」から生まれた「HandsOn Network」との協力により実施されています。また、俳優のポール・ニューマン(故人)氏が設立したオーガニック食品会社の「Newman’s Own」が$10,000の賞金を10件の優れたプロジェクトに提供しています。

     

    Q.どんな人がどうやって参加しているの?

     

    2008年は300万人を超える人たちが参加しました。何千ものボランティア活動が、アメリカ全土の町々で実施されました。参加者はお年寄りから子どもまで幅広い年齢層にわたり、参加形態も個人や仲間、地域コミュニティや学校など、多岐に渡りました。全国レベルの団体、企業も積極的に参加しています。例えば、Girl Scouts, Boy Scouts, Special Olympics, Kiwanis, AmeriCorps, USA Harvest, Big Brothers Big Sisters of America, Camp Fire USA, Disney Worldwide Outreach, Volunteers of America, USA Air Force, Army, Navy, United Way of Americaなどです。
    参加者のなかには、日ごろからボランティア活動をしている方もいれば、初めて活動する人もいます。また、海外駐在中の会社員やアメリカ兵も参加しています。誰もが10月の第4土曜日に他人を助ける活動をして登録用紙を送れば、数百万人のボランティアの一人となり受賞対象となります。そしてその中から、素晴らしい取組みが10件選ばれ、それぞれ$10,000の寄付が交付されます。

     

    Q. どんな取組みがある?

     

    隣に住むお年寄りに援助の手を差し伸べたり、ネットのブログ上で人々を助ける輪を広げたりするような個人の取組みから、何トンもの衣料品をホームレスのために収集するような団体・地域の取組みなど様々です。

     

    Q. 2007年度優秀賞に選ばれた取り組み

     

    昨年選ばれた取組みの中で、特に興味深いものを紹介します。

     

    〔ボランティアが築く“difference(変化〕“-破壊されたイラクの街で〕

     

    イラク駐在のアメリカ軍には「爆弾の可能性があるため、自分が落としたゴミ以外は拾ってはいけない。」という規則があります。しかし、アメリカ軍エンジニアの女性は、爆弾探知犬を連れて道路清掃活動を実施しました。酷暑の中、50人のアメリカ兵ボランティアとイラク人家族が参加し、トラック5台分のゴミやコンクリートの破片を集めました。
    「毎年、Make a Difference Dayに参加していたのに、イラクに派遣されているからってやめるわけにはいかない」とコメントする彼女の善意は、イラクの人々をも動かしたのでしょう。

     

    〔世界をつなぐ善意の輪 ソーシャルネットワーキングを通じて〕

     

    最初は見ず知らずの2人の出会いから始まりました。母親を亡くし、その寂しさからまだ立ち上がれずにいた女性が、彼女にとって7回目の「Make a Difference Day」を亡き母親への最後の手向けにしようと考えました。そして、My Space(世界で最も有名なソーシャルネットワークウェブサイトのひとつ) を通じて知り合った友人の活動に参加しました。二人は世界をなんとか自分達の手で良くしようと、ブログ上で呼びかけたのです。この呼びかけに629人ものネット上での知り合い達が世界中から応じました。それぞれボランティア活動を実施し、4000人もの人々に善意の手を差し伸べました。
      

    All Aboard!皆さん、ご乗車ください!-10歳の男の子の取組み〕

     

    10歳のジョンは電車が大好き!いつも電車の話ばかりしています。そんなジョンがある日、ふと考えました。自分と同じくらい電車が好きでも、恵まれない境遇のために電車に乗れない子供たちがいるということを。
    そして、ジョンは「Make a Difference Day」に、そうした子どもたちのためにお金を集めることにしました。6歳の仲良しの友人、ジョシュと二人で。ジョシュの赤いワゴンで、街中に声をかけて回ります。そして14000個もの空き缶を集めてリサイクルし、1000ドルの資金を集めました。その資金で84人の子どもたちとその保護者を2時間ほどの電車の旅に招待しました。ジョンは、「来年は電車一台を貸しきるんだ」と張り切っています。

     

    〔がんと闘いながら毎日100%の力で生きるサラ〕

     

    サラが脳と脊髄のガンに冒されたのは2年前、20歳の時。それまで死について考えたことなどなかった時です。ガンの宣告を受けて、彼女は生き方を変えました。スカイダイビングに挑戦したり、ロッキー山脈に登ったり積極的に”生きる”ことを決意したのです。サラは「ガンが生についての考えを変えてくれた。それまで、自分がとても幸せだと思っていたけれど、まったく命の大切さや人生の美しさを理解していなかったの」と。
    そんな彼女に感銘を受けた地域の住民達は、彼女の母親と協力して「Make a Difference Day」に貧しくて治療を受けられないガン患者や小児脳腫瘍協会のために寄付を集めることにしました。この寄付は、彼女の母校で実施されたイベントと協同して15,000ドルの寄付を募ることができました。
    サラの母親は、「このイベントは、何が起こっても続けていくわ。たとえサラが亡くなっても、彼女の心はそこにあるから」と誓いました。

     

    国境を超えた善意の取組みは、宗教、人種を超えた活動へと広がりました。顔を知らない者同士でも、暖かい心を持つ人達はつながって支えあえることがわかりました。小さな子どもたちの思いやりと努力は、他の多くの子どもたちに喜びを与えました。少女の病との闘いに、命の大切さを知った地域は、一丸となってガン患者を支援する活動を始めました。これらの取組みを聞いた私たちは、心にちょっとした優しさを感じることができました。私たちも、一日だけ、ちょっと自分の事から離れて、他人のために何かをしてみませんか?

     

    もっと詳細を知りたい方は、以下の住所あるいはURLへ
    USA WEEKEND
    Make a Difference Day
    7950 Jones Branch Drive
    McLean, Va. 22107 USA
    URL: http://www.makeadifferenceday.com

    参考資料:Make a Difference Day ホームページ