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    インドネシア共和国 Republic of Indonesia:精神から生まれるボランティア活動


    【インドネシア共和国 Republic of Indonesia:精神から生まれるボランティア活動】

    東南アジア南部の国、インドネシア共和国の紹介です。

    ボランティア概念のルーツとは

    インドネシアは300年以上もオランダによって統治をされていた国であり、また、同じ様に日本にも統治された歴史を持つ国です。オランダ人と日本人から受け継いだ、慣習や独裁主義の法律の構造システムによってインドネシアは、従順な文化を育むことになりました。また、スカルノやスハルトらによって、強い独裁主義化を成し遂げたのです。
    1997年、インドネシアを財政危機が襲い、インドネシア住民は怒りを募らせました。ハビビによる短いリーダーシップは幕を閉じ、代わりにアブドゥルラーマン・ワヒドが大統領として選出されました。このように、数々の政権交代、社会経済的な前進、国家の危機に直面したインドネシアは、否定の余地なく苦難と課題に立ち向かわなくてはいけなくなったのです。しかしながら、それらは国家の修正と再建への機会としてとらえられました。そこで、ボランティア活動が国家発展の為に寄与するのではないかと考えられるようになりました。インドネシアのボランティア活動の概念の特徴は、ボランティア活動は楽しいものであり、国家全体の発展と変遷の過程において戦略的な役割を果たすということです。

    精神から生まれるボランティア活動

    ボランティア活動、ボランティアグループはインドネシア社会の中に深く根付いています。ボランティア活動は、ゴトン・ロヨン(gotong royong)、つまり「相互扶助」の精神に基づく宗教的、慈善的、社会文化的伝統の心に立ち返ることを目指しています。インドネシアでは、特に信仰の深いイスラム教やキリスト教で、多種多様なボランティア組織が生まれてきました。貧乏な人々、物乞いする人々を助けることは、自分の信仰心にとって重要な一部であるとされています。

    ゴトン・ヨロン(Gotong Royong)の精神

    今日でも大多数のインドネシア人は、強い共同社会の場、ゴトン・ロヨンの精神が深く根付いている田舎に住んでいます。ゴトン・ヨロンは伝統的な社会や田舎の地域社会の中で行われる、様々な活動の一つ一つで解釈に違いがあります。例えば、ジャワ島では農業の活動の中で、バリ島では宗教の式典、経済活動(subak)、社会生活の中で相互扶助の精神が用いられています。ゴトン・ヨロンは小さな農村社会の中で、実際的で多くはお互いが共有する日常生活上の必要を満たすために生まれたものです。死、災害、病気や事故の場合には、村民は何の見返りも期待しないで、施しをしたり、誰かの為に尽くしたりします。

    これからのボランティアの形

    インドネシアは1979年から国連ボランティア計画、通称UNV(地球規模でボランティアリズムの推進そしてボランティアを動員することを通じて人間開発をサポートする国連機関)の開発労働者を受け入れています。このプログラムは、内閣と協力している労働省と、総務省との援助で行われています。開発労働者のボランティアの活躍によるインドネシアへの貢献は、とても注目すべき結果を出しました。それにより、自活の組織やNGOは個々の村や地域のレベルに見合った開発計画を立てるようになりました。
    参考文献
    マルフリートマリ・ホファート編『世界のボランティア活動-各国の歴史と実例』(アルク、2002年)
    UNV http://www.unv.or.jp/