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    フランス共和国 French Republic:ボランティア活動への様々な思い


    ヨーロッパシリーズ①

    【フランス共和国 French Republic:ボランティア活動への様々な思い】

    西ヨーロッパ西部の国、フランス共和国(通称:フランス)の紹介です。

    ベネヴォラとヴォロンタリア

    フランス語にはボランティア活動を表す語に、ベネヴォラ(benevolat)とヴォロンタリア(voluntaries)があります。ベネヴォラは非営利団体アソシオンで無償の労働を提供する、パートタイムのボランティア活動です。アソシオンの活動は、必ずしも第三者のためとは限らず、他人に貢献しなくても自分の楽しみのためや、構成員のために活動に参加している会員もいます。ヴォロンタリアは起源が兵役にあり、有給で国際協力や国内の治安維持などの活動をします。
    ベネヴォラの活動は、スポーツや文化に関する活動が多く、高齢者や障害者への社会福祉活動が少ないのがフランスの特徴です。ベネヴォラの活動は、青少年・スポーツ・アソシアシオン活動省や内務・国土開発省が管轄して奨励しています。現在90万団体あり、最近増えている分野では、文化・観光・国際交流です。
     ヴォロンタリアは、海外の企業・大使館での活動、国民役務など、外務省や防衛省が管轄する公的事業です。

    宗教的な意図が少ないボランティア

     ある調査でボランティアをする理由を聞いたところ、①正しい目的のためにかつどうし、人の役に立つこと、②人との出会い、③余暇利用、④技術を活かす、⑤仕事以上の何かをする、⑥新たな技術を修得し利用する、とありました。宗教や政治的動機によって、ボランティアに従事することがないようです。一方で、資格取得の手段や個人的な必要を満たすためにボランティア活動を行っている傾向が見られる。自己実現を目的とする、個人主義傾向が高まっているのも、フランスの特徴かもしれませんね。
    参考文献:
    マルフリートマリ・ホファート編『世界のボランティア活動-各国の歴史と実例』(アルク、2002年)
    『諸外国におけるボランティア活動に関する調査研究報告書』文部科学省HP(2007年)