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    ケニア共和国 Republic of Kenya:新しい価値観から生まれるボランティアの形


    アフリカシリーズ①

    【ケニア共和国 Republic of Kenya:新しい価値観から生まれるボランティアの形】

    東アフリカの国、ケニア共和国の紹介です。

     

    国にとっての重要性を探る

    ケニアの人口の60パーセントは10歳から24歳の若者たちで、若い人口を抱えた国といえます。47以上の異なった民族によって人口が構成されていて、4分の3の人口が国家南部の田舎に集中しています。農業は国民の75パーセントが従事し、輸出の収入の65パーセントを占める国民にとって重要な労働の一つです。
    そして現在、地主が国の経済を支える柱となっています。急激な人口の増加が、雇用状況を悪化させ、失業して苦しむ者は町のスラム街に追い込まれることになっています。今、ケニアは都市の貧困や失業が社会問題になっています。また、比較的若い人たちの間では、暴力、犯罪、麻薬、虐待などの安全保障の問題が深刻化しているのも事実なのです。

     

    新しい価値観から生まれるボランティアの形

    1990年代の間、ケニアの経済は、干ばつ、政治的不安、世界的景気低迷の影響を強く受けました。それにより、今なおケニアの人口の半分が貧困線より下の生活を強いられ、非人道的な仕事に就く人の数が増えるばかりです。
    そして、社会経済や政治を変えることは伝統的社会の関係を壊し、分業体制を取り、労働の援助、民族や宗教の規約制作、などの新しい開発計画を立てる動きとなったのです。
    基準と価値は、「民衆の原則を守る、相互の義務に対して資本主義の観念を基に個人主義を育てる」ことから生まれるとしています。この改革の過程は、貧困、衛生、福祉などの問題解決に力を注ぐ草の根の組織から生み出されることとなりました。彼らの活動は改革推進団体の人々をも巻き込み、政治的ロビー活動にも寄与しています。

     

    ハランビーの精神

    ハランビーとは「みんなで力を合わせて自分達の地域をよくしよう」という意味です。それは、ケニアの伝統的なボランティアの精神を基に作られました。もともとは村落共同における自助と相互扶助支援の組織のことでした。ハランビーが強調するのは、個々の願望や興味を優先するよりも、地域の繋がりを重視するというところにあります。例えば、植え付けや収穫の手伝い、葬式や式典の準備、小屋や家を建てる手伝い、地域の安全を守る、などのボランティア活動を地域の中で住民が協力して行っています。

     

    未来を担う若者たち

    「国家の安定を脅かすほど増大している」、不釣合いな若者の失業者数に対応するため、ケニアでは政府が青年ボランティア開発プログラムを立ち上げました。若者は新しい技術を身につけることができ、それによって雇用の機会が増え、国の発展にも貢献する。このプログラムの対象は、15歳から30歳までの若者であり、国内相の社会問題を扱う部署と連携して行われています。また、国内や海外の組織との技術や資金面で連携を図り、この若者の為の開発プログラムは動いています。これからのどの社会でも、若い力を必要としていることは明白ですね。
    参考文献

    マルフリートマリ・ホファート編『世界のボランティア活動-各国の歴史と実例』(アルク、2002年)
    harambee http://www.harambee-africa.org